【弁護士が解説】ストーカー被害で警察が動かない場合の対処法
つきまといや不審物の送付などのストーカー被害に苦しんでいる場合、これを警察に相談したとしても、被害者に対して助言や指導をするにとどまり、加害者に対する具体的な対応をしてくれない場合があります。
そこで、こうしたストーカー被害につき警察が動いてくれない場合の対処法について、以下にご説明いたします。
ストーカー被害を相談しても警察が動いてくれないとき、どうすればいい?
まず考えられる対処法としては、相談の際警察に被害の存在について詳しく理解してもらえるよう、ストーカー被害の証拠等を収集し、ストーカー行為の危険について警察官に詳しく説明することなどが考えられます。
ここでいう証拠とは、具体的には加害者から送られてくる手紙やメール、不審物、電話履歴、通話内容の録音などが挙げられます、
もっとも、集めるべき証拠はケースによって異なりますし、きちんと証拠を収集し説明したとしても、警察官は依然として何も動いてくれないということも少なくありません。
そこで、次の対処法として、ストーカー被害について弁護士に相談し、弁護士に同行してもらって警察へ相談しに行くことが挙げられます。
警察としては、個人がストーカー被害について相談しに来ても相談内容に事件性や緊急性があると判断しにくいですが、弁護士を通して相談している場合、刑事事件に精通した弁護士が相談内容につき事件性があると判断しているのだろうという担保が生まれるため、より積極的に対応してくれることが考えられます。
また、その他にも弁護士がストーカー被害について事前に相談を受けることによって、事案の内容をスッキリと整理することができますし、上記のような証拠を収集するにあたっても、どのような証拠をどのような方法で収集すべきなのかにつき弁護士がご提案させていただくことが可能です。
いきなり警察に相談した場合、相談したことが加害者に明らかになることによって、ストーカー被害がより重大なものとなってしまうことも少なくないため、警察に相談する場合にはまず一度弁護士にお問い合わせいただくことをおすすめします。
男女トラブルはさくらレーベル法律事務所までご相談ください
さくらレーベル法律事務所では、男女トラブルに関するご相談を承っております。
ストーカー被害等を含む男女トラブルでお困りの方は、さくらレーベル法律事務所までお気軽にご相談ください。
当事務所が提供する基礎知識
Basic Knowledge
-
子供の認知
■ 子どもの認知について婚姻関係のない男女の間に生まれた子ども(非嫡出子と言います。)を父もしくは母の一方が、 […]
-
交通事故で刑事処分を...
交通事故を起こしてしまった場合には、免許の停止や取り消しといった処分を受けるイメージがあると思います。しかし、 […]
-
窃盗罪の初犯で逮捕さ...
窃盗罪で逮捕された場合の処分が気になる方もいるでしょう。家族や知り合いが窃盗罪で逮捕され、処分を待つケースもあ […]
-
示談交渉で気を付けな...
示談交渉という単語自体は聞いたことがあっても、実際に示談交渉を何度もしたことがあるという方はほとんどいません。 […]
-
犯罪被害給付制度とは
犯罪被害給付制度とは、殺人などの故意になされた犯罪により亡くなられてしまった犯罪被害者の遺族や重傷病若しくは障 […]
-
傷害罪の構成要件とは...
傷害罪は他人を暴行してケガさせた時の罪と何となく理解している方も多いでしょう。しかし具体的に何をしたら傷害罪に […]
よく検索されるキーワード
Search Keyword
弁護士紹介
Lawyer
櫻井 唯人Yuito Sakurai
私は刑事事件に豊富な専門知識があり、年間約300件の相談を受け、これまでに数多くの問題を解決してきました。
刑事事件の解決は時間との勝負です。
刑事事件の加害者・被害者となられた方は、一人で悩まずすぐにご相談ください。
交通事故・男女トラブルなど、刑事事件から派生した分野も解決事例多数。
ご相談者の気持ちに寄り添い、ベストな解決を導き出します。
出会う弁護士によって、その後の人生は大きく変わります。
- 所属団体
-
- 第二東京弁護士会(登録番号52812)
事務所概要
Office Overview
名称 | さくらレーベル法律事務所 |
---|---|
代表者 | 櫻井 唯人(さくらい ゆいと) |
所在地 | 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-2-14天翔高田馬場ビル202 |
連絡先 | TEL:050-3176-6207/FAX:03-5358-9709 |
対応時間 | 平日 9:00~21:00 |
定休日 | 土・日・祝 ※新規のご相談については定休日も対応可能です。 |